2018年から公開している四半期会議レポートは、毎回多くの方が閲覧されています。
直近のレポートもぜひご覧ください。
(前回) https://www.pricer.co.jp/news/detail/news_id/204
(前々回) https://www.pricer.co.jp/news/detail/news_id/178
これまでは私や新人スタッフが会議の司会進行を務めていたのですが、現場により近いスタッフの方がいいのではないか? という案もあり、主要チームのリーダー持ち回りに。
今回の司会進行役は入社2年目にしてプロダクトデリバリーチームのリーダーに就任した『コーイチロー』さん。スタッフからの人望も厚く、クライアント様からの信頼度も日増しに高まっています。各チームの発表に対する質疑応答の場面でも、お決まりのセリフだけでなく、「Q1を振り返っての感謝でもいいし、こういうので助かりましたとか、一言でもいいので何かあれば」という言葉からは彼からスタッフに対する敬意を感じます。
とはいえ、いつも同じメンバーが発言するのはどこの組織でもありがちなこと。そこで彼は「じゃあランダムで。(発表者と)関わりのある、プライサービシュケクのガリアーさん」というふうに両者の関連性を踏まえた上で話を振れるのは、現場を知る者ならでは。そして、振られたガリアーさんが流ちょうな日本語で述べた「デザイナーチーム全体に感謝の気持ちでいっぱいです。特に…」という言葉は、デザイナーチームのみんなにもなおさら響いたのではないでしょうか。当社ではChatworkやBacklogなどのコミュニケーションツールを使用していますが、テキストだけでは伝わらないことも多々あるのも事実。たとえオンラインであっても、直に語られる感謝や賛辞が多かったのはとても喜ばしいことでした。
フロントエンドエンジニアチームの『はま』さんから品質管理チームに向けての「フロントエンドチームではバグの発生率をクオリティの指標にしていて、デバッグシートで連携するようにしているんですよ。今のシートは見やすいのでチーム的にも助かっています」は感謝だけにとどまらず、チームのポリシーをスタッフ全員に周知させる上でも有意義な発言でした。また、インフラチームの『名人』さんが自分が使用しているツールを紹介すると、ビシュケクのアヤナさんは「自分たちもそのツールを学んで使おうかと思っています」と反応するなど、数千キロ離れたビシュケクスタッフも含めた学びの場でもあったように思います。
各チームの発表の軸となるのは振り返りと目標で、今回も目標を上の表にまとめました。時間は前後しますが、閉会の挨拶でCFOの『T氏』は「個人的な意見ですが…」と前置きした上で、今回の会議について次のように言っていました。僕もまた、同感です。
「各チームが課題を観察した上で状況判断して、じゃあどうするかというアクションを明確に打ち出していたんじゃないかなと思います。会社の組織的にも今は転換期で、これからいいように変化するためにも、今日発表したことをQ2でどう振り返るかが大切になってくると思います」
会議からさかのぼること数週間前、代表・石津はベトナム、キルギス、ドバイ、トルコ、トルクメニスタンへと飛びました。ビシュケクのヌルランさんも同行したトルクメニスタンは未知の部分が多いものの大きな可能性を秘めている国で、進行中のオーストラリアともども海外拠点の1つとして照準を定めています。
今回の目標の1つに英語の習得があり、来年から国籍に関係なく日本語能力試験とTOEICを受験するという提案が上がりました。試験に関わる費用は会社負担です。すでに8人のベトナム人スタッフが愛媛本社に在籍しており、石津の目は中央アジア、東南アジア、オーストラリアを向いています。多国籍企業を目指すプライサーにとって英語力の向上は必要不可欠と言えます。
新たに加わったメンバーの1人でもある『るーしー』さんはプロダクトデリバリーチームのプロダクトコンサルタント。主にSES案件を担当しており、フロアには毎日のように彼女のはつらつとした声が響いています。初めての四半期会議を終えての、コメントを寄せてくれました。
・本日の感想
「ほぼ一日がかりの会議というのは初めてで、最初にタイムスケジュールを見た時は驚きました。ただ、それぞれの発表内容には各チームの業務内容が凝縮されており、普段あまり接点がないチームがどのような業務を行っているかを知る良い機会となりました」
・プライサーのスタッフに仲間入りしたことへの意気込み
「入社から2か月半が経ち、ようやく少しずつ業務に慣れてきた感覚はありますが、まだ周囲の皆さんに助けられながら仕事を進めている状況です。一日も早く私が皆さんを手助けできるように、日々積み重ねて成長していきたいと思っています」
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