キルギスの現地法人プライサービシュケクと愛媛本社、ともにここ半年の間で新たなスタッフが増えました。
本当は一人一人紹介したいところですが、スペースの都合で見送らせていただきます。愛媛本社はIT業界未経験のスタッフもいて、みな多様性に富んだ経歴の持ち主です。この先彼らが新たな風を吹き込んでくれることは間違いなく、すでに最前線で活躍しているスタッフもいます。
プライサービシュケクも愛媛本社に負けず劣らずの個性派揃い。当社ではスタッフ間の理解を深めるために『スタッフ紹介シート』という、スタッフ各自の顔写真と好きなものについて自らがまとめたものを社内で展開しています。多国籍なスタッフ構成に対応できるよう、日本語・ロシア語・英語表記にすることで、外国人スタッフとの距離がグッと縮まりました。人によっては意外な趣味も知ることができ、社内コミュニケーションにも一役買っています。
代表・石津のメッセージは、多忙を極めたスタッフへのねぎらいとそれを回避できなかった反省から始まりました。しかし、会社の今後を占う上でも重要な経営の話に移るとうって変わって熱を帯び、『MVVP(Mission Vision Value Purpose)』についてスタッフに問いかけていきます。今後のMISSIONの全容をここで明らかにすることは控えますが、とてつもなくスケールの大きな、でも、今のプライサーであれば決して実現不可能ではないものです。
「こういう未来が見たくないですか? この後にすごいイノベーションが起こせると思っています」
石津の決意表明ともいえる言葉は確信に満ちあふれており、この会社に入って間違いなかったと思えるくらい力強いものでした。
休憩を挟んでからは、いつものように各チームが振り返りや課題・目標などを発表していきます。チームが増えたことで表現の幅が広がり、スライド一つとっても文字とグラフで圧倒するタイプもいれば、キャッチーなイラストを使用して見やすさを追求したものとか実にさまざまです。後者の一つ、人事チームによる発表の際は長年の課題でもある『コミュニケーション』をテーマに、日本とキルギスで国境を越えたディスカッションが行われました。
石津の言葉によると、プライサーは今『過渡期』です。それに呼応するかのような、バックエンドエンジニアチームのイッケーの「チームの力が試される時であり、個の力を活かす時でもある」という発言は胸にずしりと来ました。会社の命運を握るのは、各自が今後どう動くかにかかっているのです。
質疑応答の活発化と代表からの明確な意思表示など、今回の会議がとても有意義だったことは誰もが感じていたようで、閉会の挨拶を述べた河野の言葉もそれを裏付けるものでした。
「日常のコミュニケーションを重視することで、四半期会議がより有意義なものになるんですよね」
話してみないと何も始まらない。
動いてみないと何も始まらない。
まもなくプライサーの新章が始まります。