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コーポレート

バックエンドエンジニアしもっちが母校に凱旋~訓練生への講話~

2023年5月14日、当社のバックエンドエンジニア『しもっち』さんが出身校・ポリテクセンター愛媛(愛媛職業能力開発促進センター・外部リンク)にて講話を行いました。昨年の同時期に続いての依頼で、同校の村田先生はその理由について次のように語ってくれました。

「前回の講話がとても好評だったんですよ。生の声でリアリティがあるし、卒業生というので身近なんですよ。今回で言うと2年半前のしもっちさんも同じ立ち位置だったわけで、そういう意味では自分の将来をイメージしやすいし、目標を立てることができますからね」(村田先生)


当社では求人サイトの開発・保守を手がけるしもっちさんは物静かな印象ながら、確固たる信念を持っているタイプ。未経験での入社当時から彼を知る『にの』さんも大きな期待を寄せています。

「彼は課題に対して粘り強く取り組み解決していき、常に自己の成長を望む姿勢が素晴らしいと感じています。まだ満遍(まんべん)なく吸収していく段階だとは思いますが、今後は得意な分野に絞り込んでエキスパートを目指していって欲しいですね。新しい技術についてもアンテナを張っていますので、数年後の成長した姿が楽しみです」(にの)


 

訓練生に寄り添った講話


講話のタイトルは「就職のための職業能力開発の導入~就職に向けて役立ったことなど、先輩から後輩に向けて~」というもので、ICTサポート科の入所間もない訓練生が出席。結論から言うと、訓練生の皆さんに寄り添った非常にいい講話でした。



『しもっち』さんはIT業界へ転職することの魅力をはじめ、学習や転職のアドバイスを自分の言葉で淡々と伝えていました。話の内容も非常に分かりやすく、独学のススメや早め早めの行動をすることの必要性などは、大いに役立ったのではないでしょうか。自作のスライドもシンプルかつ明瞭で、QRコードを読み込めば当日のスライドが閲覧できるのもなかなかのアイデアです。質疑応答も途切れることがなく、講話終了後も数人の方がしもっちさんと話していました。

 

鳴り止まぬ賛辞の声




訓練生の一人、『しもっち』さんと同年代の矢野さんに感想を聞いてみました。

「自分は未経験なんで、業界に入るのもそうですし心配なところが多くて。未経験から入った方からお話を聞くとちょっと安心しますね。詳しい説明が必要なことでもちゃんと噛み砕いて話していただけてるので、すごい入りやすかったです」(矢野さん)


講話中のしもっちさんの言葉にしきりとうなずいていた村田先生も感動ひとしお。

「1年前よりも今回の方がしゃべり慣れていて、コミュニケーションがうまくなったのを感じました。説明していた内容は私も“そうそうそう”とうなずけることがあって。やっぱり我々のような講師が話していることはどうしても右から左へ流れていったりとか、話半分になっちゃうこともあるんですよ。そういう意味では卒業生の方で、しかも未経験から転職に成功した、会社に入ってがんばっている方に、私が職業訓練で言っていることの必要性を代弁していただいた。次回から私も“しもっちさんが言ってたでしょ”と言えるという点でもすごくいい話をいただけたと思います。訓練を受けている時から優秀な方だったんですけど、すごい成長したな、いうのがあって(声を震わせながら)ちょっと感動しちゃいました。あ、もう立派なエンジニアになったんやなと。今回も快く引き受けてくれたし、資料も新たに作ってくれてるし、こちらからしたら感謝しかないですね」(村田先生)


 

新たな出発に向けて




当の『しもっち』さんは慢心することなく、己の道を突き進んでいます。

「1年前と比べてエンジニアとしての経験を上乗せできたことや質疑応答ができていたと、村田先生から評価をいただいたのが嬉しかったです。未経験の方からいただいた質問を経験者として回答させていただきましたが、スキルや経験もまだまだなので、向上心を失うことなく今後の仕事や学習に取り組んでいきたいです」(しもっちさん)


仲間として、しもっちさんの存在を誇らしく思うと同時に、本人の弛まぬ向上心に敬意を表します。

どいて!おばけ!