職業訓練の場でもあるセンターの講話に出席したのは、ネットワーク技術やアプリ開発などを学ぶ「ICT生産サポート科」のみなさん。
ポリテクセンター愛媛での訓練を振り返り、プログラミングをより深く学習できたことや基本情報技術者試験の勉強にも役立ったことを訓練生に向けて話すしもっち。
同校での勉強と合わせ、独学とポートフォリオ作成の必要性を自身の体験談とともに紹介しました。
「特にポートフォリオはクオリティを気にするのではなく、勉強した証としてアウトプットすることが大事。そうすることで自分で調べる癖が身に着き、就職活動の際に成果物を見せることで自身をアピールできるポイントが増えていきます」
さらに就職してからは専門的な内容の会話が多くなるので、普段から同級生とコミュニケーションを取って人と話すことに慣れる必要があるとアドバイス。
また同級生の中から将来同業の友人となる方が出てくるかもしれないので、情報交換の意味でもコミュニケーションをとって仲良くなるメリットを説いていました。
ポリテクセンター愛媛の村田先生に、この度たくさんの教え子の中から、なぜ彼が講師に選ばれたのか?をお聞きしたところ「訓練時から同級生からの質問にもしっかり受け答えをしていた姿を見てきたので、彼であれば後輩に対するアドバイスも任せられる」という当時を振り返ったエピソードをいただきました。
講話の感想については「期待していたとおりで安心しました」と嬉しそうにおっしゃっていました。
質問コーナーでも熱心な受講生の方たちから専門用語を交えた質問も飛び交い、訓練生が抱えている一つ一つの悩みに丁寧に答えている姿は、まさに先生からのお言葉通りだと感じました。
人生初の登壇は、ポリテクセンター愛媛の恩師・村田先生への感謝の気持ちを伝えるとともに終了しました。
講演後に自身が学んでいた教室を訪れ…ポリテクセンター愛媛で学んでいた頃を懐かしみつつ「同級生に支えられてきたので、就職活動を継続できた」と自身の就職活動を振り返り「これから通う訓練生にもぜひコミュニケーションを大事にしてもらえれば」と話していました。
現在のしもっちは、当社のバックエンドエンジニアチームに在籍していて、主にWebシステムやアプリ開発の現場にてバックエンドエンジニアとして、設計、開発、テストを中心とした業務を行っています。
直属の上司に、採用の決め手と今後の彼に期待する所を聞きました。
採用にあたってまず“誠実そう”というのはもちろんですが、基本情報技術者試験に合格されていたこと、課題を自分だけで解決する自走力があること、そしてポリテクセンター愛媛での評判をトータルに判断してこの度入社が決まりました。
今後の彼には、周りとうまく連携してもらいながら、地道に一歩ずつステップアップしてもらい、いずれはプライサーを代表するエンジニアになってもらえれば
講話の出来については「まだまだでした」と振り返りながらも、「機会があるならリベンジしてみたい」とも話すしもっち。たくさんの訓練生の方たちの前に登壇したことで、一歩ステップアップした様子が感じられました。今後とも彼の活躍に期待しています!