取材が行われたのはご自宅に隣接する「ギャラリー嘉」。作品展前だったので、2部屋分くらいのスペースにはこれまでの作品が所狭しと並んでいます。大胆な色づかいとタッチで描かれたライオン、サル、ザリガニ…どれもみな生命力にあふれていて、動物園にいるかのごとく生き物たちが語りかけてくるようです。あと、和徳さんが「人間が生き物に化けとるみたいな」と言うように、擬人化されているような面白さもあります。
僕が取材する際に心がけているのは、取材対象者のことをありとあらゆる手段を使って調べることです(当たり前ですが)。今回は南海放送でオンエアされた『えひめ情熱人』と『版画は僕のことば』と題された嘉成さんのオフィシャルサイト。とくに後者の和徳さんによる「親の想い」には、息子の幼児期から現在に至るまでの切実な想いが素直な言葉で綴られており、身につまされる思いでした。
和徳さんの話も聞いていて頭の下がるようなものばかりでしたが、ご本人はいたって前向きで、版画という自分が輝ける場所と巡り合うことができた嘉成さんの一挙一動をあたたかいまなざしで見守っています。嵐は過ぎ去り、今は凪というところでしょうか。和徳さんの「こんなに穏やかな生活ができるようになるとは思わんかった」という言葉がとても印象的でした。
嘉成さんは自身の作品について、いつも「観た人が元気になってほしい」と言っています。その生命力あふれる作品と人懐っこい人柄に魅せられた人は後を絶たず、「いよてつ髙島屋」で開催されている『石村嘉成展』(~12月3日)には親交のある書家の金澤翔子さんをはじめ、夏の個展にも来てくれた岡山市在住のおばあちゃん(100歳!)が再び、しかも1人で来てくれたそうです。ファンの方の大半は「元気になった」や「勇気をもらった」との声が多く、取材の際も当社スタッフのかななんからは満面の笑みがこぼれていました。
僕はきらきらナビの取材を通して、県内各地のパパから話をうかがっています。育児への取り組み方は人それぞれではあるものの、子を思う親の気持ちはみな同じ。今回もまた惜しみなく注がれる愛情を目の当たりにして、親のありがたみを思い知らされました。石村和徳さん、嘉成さん、ありがとうございました。
石村様親子の記事はこちらから
↓きらきらナビ公式ホームページ
https://www.ehime-kirakira.com/ikumen/index.html
↓きらきらナビアプリのダウンロード
https://www.ehime-kirakira.com/misc/application/
石村嘉成オフィシャルサイト https://i-yoshinari.jp/omoi/
石村嘉成さんコラボレーション企画・スタンプラリー「とべもりサファリ」が開催中!
とべもり(えひめこどもの城、とべ動物園、愛媛総合運動公園)では、スマートフォンアプリを使ったスタンプラリーを開催中。
エリア内に設置されたスタンプは、石村嘉成さんが描いた動物の作品!
全部で3コースあり、各コースをクリアするごとに石村嘉成さん作品の特製ポストカードを1枚プレゼント。
「特製ポストカード」は全部で4枚。全コースクリアで最後の1枚がもらえます。
がんばって、コンプリートを目指そう!
詳細は下記のページでご確認ください。
https://tobemori.com/safari.html
※参加には「とべもりナビ」アプリのインストール(無料)が必要です。