グローバル戦略を推し進めているプライサーでは、ベトナムハノイ工科大学卒のスタッフに代表される、海外の高度人材を積極的に受け入れています。すでに5人のベトナム人スタッフが働いており、この度3期生3人が愛媛本社に入社しました。
松山空港には人事チームの『まっさー』が自作のプラカードを掲げてお出迎え。みんな明るくて仲が良く、出会った時からにこやかな笑顔をふりまいていました。左から順に、大学でソフトウェア技術を専攻していたチャーさん、メカトロニクスを専攻していたコアさん、電子通信・AIを専攻していたタインさん。
翌日は1期生のニャットさんが通訳として同行。まっさーの引率でWi-Fiの契約、市役所へ住民票の届け出、通勤経路の説明、本人たちのリクエストで回転寿司、自転車店をはしごして中古自転車を、ホームセンターと百均で日用品を購入。自転車は中古、日用品はできるだけ百均で購入と、ベトナム人の堅実な国民性がうかがえます。
3人のキャラクターは明るい以外に未知の部分も多いのですが、チャレンジ精神旺盛なことは確かです。コアさんとチャーさんにいたっては、自転車店からアパートまでの数キロをGoogleマップの案内だけで帰り着いたとか。バイクであふれかえっているハノイに比べれば、松山の道は走りやすいのかもしれません。
まずはお約束のいなり寿司で軽く腹ごしらえをして、人生初の鍋焼きうどんに挑戦。麺文化が定着している国の人だからか、ごくごく当たり前のように食べていました。コアさんが「こっちは魚の出汁が多いんですね」と、なかなかの食通っぷり。
松山と言えば、やはり道後温泉でしょうか。本館を見下ろす高台には『空の散歩道』という遊歩道があって、なんと足湯まで! タインさんとチャーさんは「熱い!」とリアクションしつつも初めての足湯を楽しんでいて、最初は躊躇していたコアさんもまんざらではなさそう。
道後温泉界隈を散策しました。飛鳥乃湯泉の中庭には温泉をイメージした噴水があり、タインさんとチャーさんは大はしゃぎ。観光案内所ではスタッフの方から「日本に来てくれてありがとうございます。松山を選んでくれてありがとうございます」と感謝の言葉をかけられ、その後はガチャガチャでみきゃんスクイーズストラップをゲットしていました。
道後温泉本館前にて。こちらからお願いしたわけでもないのに、自然とこういうポーズができるところにも仲の良さが!
道後散策の最後に訪ねたのは、恋愛にご利益があるとされている圓満寺(えんまんじ)。カラフルなお結び玉には、恋する人たちの切なる願いがしたためられていました。3人のやさしい笑顔が素敵です。
道後界隈散策の数日後。3期生が愛媛本社に入社。さすがに緊張した様子でしたが、挨拶はすべて日本語でやり遂げました。
では、入社に当たっての意気込みを。
インフラチームのコアさん(写真左)
「来日から数日経って、松山という町にも少しずつ慣れてきました。ベトナムハノイの“コンクリートの森”に慣れていた私にとって、松山の美しい景観と特徴的な建物は新たな風を吹き込むきっかけになるでしょう。そして、プライサーのインフラチームで働くことを楽しみにしています。先輩達から多くのことを学び、自分のスキルセットをもっと向上させることができそうです」
フロントエンドエンジニアチームのチャーさん(写真中央)
「入国からプライサーの皆様には色々なことを手伝っていただき、本当にありがとうございます。松山観光はホントに面白かった。道沿いに花がいっぱいあるから綺麗ですね。みきゃんのマークはどこでも見られるし、超かわいいです。寿司やラーメンとか鍋焼うどんなどの日本料理はとても美味しかったです。道後温泉は日本最古の温泉だそうで、景色と雰囲気は本当に特別です。
将来的なお話をすると、初年度から日本語がうまくなりたいです。フロントエンドの業務もしっかりやって、2~3年後にはサーバーサイドもやって、フルスタックエンジニアを目指します。日本語検定もN2やN1くらいを取って、みなさんとペラペラ会話できるようになりたいです。これから、どうぞよろしくお願いいたします」
バックエンドエンジニアチームのタインさん(写真右)
「松山市内の観光は面白かったです。近代的な高層ビルと古代建築の家々が入り交じる、美しく穏やかな街です。 日本最古の温泉として知られる道後温泉にも行きました。初めて足湯した時はとても気持ちよくて、今まで味わったことのない感覚でした。寿司、ラーメン、うどんなどの伝統的な料理も食べました。 これらはとても美味しいです。 地元の人たちも親切で、松山での生活を長く続けていきたいと思っています。
入社後は、ソフトウェアエンジニアになっていて、日本語と英語でのコミュニケーションスキルを向上させたいと考えています。 1年後にN2を取得し、会社のみなさんとペラペラ話せるようになって、2〜3年後にはブリッジエンジニアになれたらと思っています」
私たちも期待しています。
Ước mơ sẽ trở thành sự thật(ジャッモ チョウ タイン ス タイト=ベトナム語で夢は叶うの意味)