プライサーは、今春のオーストラリア拠点開設に向けて着々と準備を進めています。
プライサーには「日本国内だけでなく、ITの力で世界に展開します!」という理念があり、既に中央アジアのキルギス共和国へ進出しています。
実はIT人材が不足しているというオーストラリア。プライサーの技術でオーストラリアにも貢献していこうと、プロジェクトを進めることとなりました。
プライサービシュケクの副CEOを務めるでっちゃんは、オーストラリア出身。誰よりもオーストラリア拠点開設に強い思いを持っています。
今回、キルギス国内でのパートナー企業を募るイベントに参加するため、ビシュケクに向かいました。
渡航は12月。ユーラシア大陸の内陸部に位置するビシュケクの冬は、最低気温が氷点下になることも珍しくありません。
そのため、降った雪がとけきらないまま残っています。まだまだ舗装されていない岩や土の歩道が多く、歩くのも通勤も大変です。
でっちゃんが到着した頃も「今日はマイナス9℃」「明日はマイナス16℃」という日々。
北海道に住んでいたこともあるでっちゃんでも「骨身にしみるような寒さ」だったとのこと。想像するだけでも身震いします。
▲プライサービシュケクのスタッフが会場の準備を手伝いました。
KSSDA(キルギス共和国ソフトウェア・サービス開発者協会)とプライサービシュケクが入居するHTP(ハイテクノロジーパーク)のご協力のもと、プライサーやオーストラリア市場について説明する場を設けていただきました。
イベント開催前からSNSを中心に告知していただいたおかげで、キルギスにある多くのIT企業から注目を集めていたようです。
いよいよイベント当日! 平日夜の開催にもかかわらず、日本やオーストラリアのマーケットに関心がある企業が8社も集まりました。
でっちゃんはイベントで、オーストラリアではIT人材が不足していることを伝え、キルギス国内のIT企業が一体となって共同で受注、開発することを提案しました。
参加した方々は皆熱心にでっちゃんの話に耳を傾け、イベント後には多くの質問が寄せられました。
▲イベントに参加していただいた皆さんと記念撮影
イベントについては、キルギスメディアにも取り上げていただきました!
https://kaktus.media/472481(外部リンク・ロシア語)
▲貴重な休日には、プライサービシュケクのスタッフとウィンタースポーツを通して親睦を深めました。
イベントの反響は大きく、翌日からは詳しい話を聞きたいと手を挙げてくれた企業との打ち合わせが続きます。
約2週間の滞在を終え、日本へ帰国したでっちゃん。現在はNDA締結に向けた書類づくりを進めているところです。
今回のビシュケク渡航は全体を通して大成功でした。 労働許可を取得したことで、国際的なビジネス展開を拡大する役割を継続することができ、プライサービシュケクの新しいスタッフにも会うことができました。
イベントでは、参加者全員と、口コミでオーストラリアでの計画を知った他の会社から、NDAの合意を得ることができ、とてもうまくいったと思います。
オーストラリア拠点開設に向けて、2月中には事務手続きを完了し、3月には設立、4月・5月以降は日本とキルギスに積極的にビジネスを展開していきたいと考えています。
今後は、プライサーオーストラリアのネットワーク内の企業とお互いに有益で長期的な協力関係を築き、プライサーグループとそのスタッフに成長の機会を提供したいと願っています
オーストラリア拠点開設に向けて、まだまだやらなければならないことが山積みです。
今後のプライサーの動きにご注目ください!