Loading

コーポレート

若きエンジニアが語るキルギスへの想い~若さあふれる国の今を語る~

春から夏にかけて、フロンエンドエンジニアチームの『たっつん』は現地法人『プライサービシュケク』の新チーム立ち上げのリーダーとして、キルギス共和国(以下キルギス)に約2カ月滞在しました。

プライベートでは海外への渡航経験もあり、英語も話せるものの仕事となるとまた別の話。自身初となるロシア語圏のキルギスでは文化の違いに面食らいながらも、将来の糧となる気づきと学びが数多くあったようです。

遠い目をして「今も向こうに帰りたくなる時があるんですよ」と語る彼の言葉を通して、私たちの仲間たちが住むキルギスの魅力が伝われば幸いです。
 

地元・松山よりもずっと都会だった首都ビシュケク


▲プライサービシュケクのオフィスにほど近い公園から天山山脈を望む。

 

「ビシュケクは僕が住んでる松山よりも都会的なものが集まっていて、めちゃめちゃ快適な場所だなと。いろんな意味で、全部がめっちゃ若いですね。国民の平均年齢も圧倒的に若いんですよ。プライサービシュケク唯一の日本人でもある『こまじろう』さんも言っていたんですけど、完全にできあがってないところがいいですね」



▲コックモイノックの岩肌の模様は、数十万年前に水で洗い流されたためにできたと言われている。
 

  「キルギスは四方八方を山に囲まれているから、大自然を味わうにはクルマで数時間走らなければいけないんですけど、向こうの人はクルマで何時間かけて行くというのは全然いとわない」

「ビシュケクの南東150km、イシク・クル地域にある『Kok-Moynok(コックモイノック)』という渓谷もその一つで、途中から舗装道路じゃなくなるんですよ。おまけに駐車場からビューポイントまではけっこう歩くし。でも、それだけの価値があるというか、僕が行った中では一番綺麗でしたね」



▲こまじろうの後ろにひょっこりザルカルさん。

 

可愛いカフェやレストランで肉三昧


▲ビシュケクスタッフのジャニベクさんともバーで交流(写真右)。
 

「インスタ映えする可愛いお店がいっぱいありました! 写真左はジョージア料理のお店なんですけど、とにかく全体的に可愛かった。そして、なんと言っても牛やラムなどのお肉がものすごく美味しかったです!! 」

「 写真右のお店はテラス席があって眺めがとても良くて、ホントおしゃれでしたね。あと、シーシャ(水タバコ)を提供しているお店が多く、初めて吸ったのですがとても美味しかったです。松山に戻ってきてからすぐにシーシャを吸いに行くほどハマりました!」
 

 


▲ラグマンはキルギスだけでなく中央アジアのソウルフード。

 
「料理の中では『ラグマン』が一番のお気に入りです。味や食感は写真のとおり、日本の焼きうどんに似ていると思います。ラグマンにもいくつか種類があり、僕は汁なしのボソラグマンが特に好きでした! 200ソム足らずの価格(400円以内)でお腹いっぱい食べられました。たまに苦手なパクチーが入っていて、何度か苦しみましたが(笑)」

 

シルクロードを巡るハーフマラソンで21km完走


▲一緒にエントリーしたビシュケクスタッフのアディナさんは日頃から走り込んでいるだけあってラクラク完走。


「国際的イベント『キルギスシルクロード国際マラソン』のハーフマラソンにエントリーしました。コースは標高約1600mの幹線道路を、イシク・クル湖と天山山脈を眺めながら走るというものです。実は事前に1回練習しただけで、当日もスニーカーで走ったのがホントにバカだなぁと。途中へこたれそうになりながらも、どうにか完走しました。ほぼ最下位でしたが」
 


▲キルギス北東部に位置するイシク・クル湖の大きさは琵琶湖の9倍!

 
「走っている時に印象的だったのはやはりイシク・クル湖です。『中央アジアの真珠』と呼ばれてるだけあって、もうとてつもなく綺麗でしたね。持参したスピーカーでアニソンかけて、周りの景色を見たりしゃべったりしながら走ったので、いいストレス発散ができました」
 

プライサービシュケクの仲間たち


▲キルギス遊牧民の住居「ユルタ」を模したレストランでビシュケクスタッフと。
 

「スタッフ同士が仲良くて、比較的若いメンバーが多かったですね。お昼ご飯の際はいつも声をかけてくれたりの気遣いもできる、見た目はもちろんハートもカッコいい人たちばかりでした。しかもいろいろなところでご馳走になり、今も感謝の気持ちでいっぱいです。オフィスでもみんながお菓子などをくれたりと、常に優しさを感じていました」

 

「スタッフは優秀な人が多いですね。特に業務で関わることが多いアキナイさんはとても理解力があり言語能力も高く、日々助けられています。日本語のドキュメントでも僕より断然早く理解している気が...(笑)。そういう若くて優秀な人がいるのは、プライサービシュケクの強みですよね」
 

 

最後に(from インタビュアー)

社内外におけるたっつんのイメージは、もうとにかく元気の一言に尽きます。なにせビシュケクに深夜到着したその足でクラブに繰り出すくらいですから(笑)。

コメントからはビシュケクスタッフの若さと勢いに触発された様子がうかがえますが、逆にスタッフも日本から来た若きリーダーの勤勉さに敬意を払っていたそうです。

個人的な意見を述べさせてもらうと、たっつんは仕事にかぎらず自らが率先して取り組むタイプで、周囲をいい意味で巻き込む能力が備わっています。てらいがないというか屈託がないというか。キルギスでの経験を糧に、これから先、新たな風を吹き込んでくれることに期待しています。

どいて!おばけ!