スタッフの中でも頻繁に本を借りているのが、Webディレクター(※)のおっくー。
彼はWebディレクターとして、主に制作ディレクションや進行管理を中心に業務を行っています。
正確で客観的な情報を集め判断する必要のある立場から、Webだけでなく書籍からも知識を吸収しています。
今回はおっくーのセレクトによる、現場で役立つおすすめの本を紹介していきます。
現役の方はもちろん、「Webディレクターになりたい!」という方への参考になれば幸いです。
①Webディレクションの新・標準ルール システム開発編 ノンエンジニアでも失敗しないワークフローと開発プロセス
・岩瀬 透(著)栄前田 勝太郎(著)河野 めぐみ(著)岸 正也(著)藤村 新(著)藤原 茂生(著)山岡 広幸(著)
人が行う業務処理、システムが行うデータ処理など現場で統一されていない表現や規格を「フロー」として開発要件に落とし込むことがシステム開発には求められます。業務に吹き荒れる嵐の中、進む方向に迷ったときに心強い、現場に必須な1冊です。
おすすめ度・・・5おっくー
②〈新版〉日本語の作文技術
・本多 勝一(著)
プライサーディレクターチーム(※)の「もりにい」の教えに「全てに構造あり」という言葉があります。
それまで私は、文章を構造的に書こうとしても全然書くことができず、結局何も考えずにつらつらと書いてしまっていました。IT業界の現場での文字情報は、意味や表現も「構造からズレていてはダメ」です。
もちろん文章も、ディレクトリマップの構造と同じように正しい順序で書かないと、間違ったテキストになります。本書では分かりやすい文章を書くための基本構造を学ぶことができます。
おすすめ度・・・3おっくー
・富士通ラーニングメディア(著)
ITパスポートの内容なんて「教科書的な内容で実務では役立たないでしょ」と思っていましたが、大間違いでした。基本中の基本、かつ、幅広い範囲をカバーしているので、IT業界に入る方は必須です。
おすすめ度・・・3おっくー
④ここはウォーターフォール市、アジャイル町 ストーリーで学ぶアジャイルな組織のつくり方
・沢渡 あまね(著)新井 剛(著)
組織づくりの「あるある話」をまとめた1冊。相当リアルに「あるある」の部分が書かれており、自分たちが置かれている状況と重なるシーンが多数あります。文章は読みやすく、合わせて知識やツールの情報もあるので、これからWebディレクターになる方は特に一読をお勧めします。
おすすめ度・・・3おっくー
⑤独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで
・コーリー・アルソフ(著)清水川 貴之 監訳(その他)清水川 貴之(翻訳)新木 雅也(翻訳)
面接時にディレクターの先輩から「自分で調べて新しい知識を常に身に付けなくてはいけない」と教えてもらいましたが、本当でした。業務中に新しいことがどんどん現れるWebディレクターの現場は常日頃から「独学」する姿勢が、本当に必要となります。
本書は、プログラムの基本を学びながら、仕事の仕方も知ることができます。
おすすめ度・・・3おっくー
Webディレクターの業務はエンジニアやデザイナーなどWeb制作に関わるスタッフをまとめ、プロジェクトの指揮、管理が求められます。そのため、ディレクションに関わることだけでなく、エンジニアやデザイナーの視点や知識も必要になってきます。今回はディレクターに関係する書籍の紹介でしたが、ぜひ皆さんも興味のある分野の本を読んでみてはいかがでしょうか?
現在株式会社プライサーでは、経験者・未経験者問わずWebディレクターを募集しております。
モノ作りが好きな人、既成概念にとらわれない人、自身で考え行動ができる人、業務でコミュニケーションが図れる人、自己の成長として仕事に取り組める人を募集しております。
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※記載の所属・業務内容は、取材時点のものです。
2023年4月より、プライサーではWebディレクターをプロダクトコンサルタントに、ディレクターチームをプロダクトデリバリーチームに名称変更しています。