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プライサービシュケクのヌルランさんが国営放送の番組で持論を展開!?

当社は愛媛と東京の他に、海外ではキルギス共和国(以下キルギス)の首都ビシュケクにも拠点を置いています。

真冬のキルギスは氷点下もざらですが、暖房の行き届いたオフィスではCEO小松さんのもと、21名の有能なスタッフが働いています。


1月下旬、小松さんの片腕であり、開発チームのリーダーを務めるヌルランさんがキルギスの国営放送KTRKの『CAPITAL』という番組から取材を受けました。

CAPITAL=企業のタイトル通り、企業の代表や有識者が持論を展開する、経済にフォーカスした番組です。


きっかけはプライサービシュケクが所属するHTP(High Technology Park)からの紹介ですが、コロナ不況により人員削減を迫られ国外からの受注が減っている企業が多いにもかかわらず、同社が売り上げを増やして現地の雇用にも貢献していることは事実です。

なによりも、日本の企業がキルギスでビジネスを始めるに至った経緯が、現地メディアの興味を惹いたのではないでしょうか。


テレビの取材を当日になって知らされたスタッフはいつもとは打って変わり、固唾を飲んでインタビュアーとヌルランさんのやりとりを見守っていました。

彼が淡々とした口調で語ったのは会社の沿革と、昨年12月にサビロフ副首相主導のもと開催された『IT分野での緊急な措置と未解決の問題について』の公開討論に近い内容です。

「私は日本で就職して、ITのスキルアップに成功しました。日本人の同僚はキルギスのエンジニアの潜在能力の高さと経済成長の可能性に惚れ込み、プライサービシュケクを立ち上げました。ただ、外国人がキルギスで就労ビザを取得するためには、いったん入国したうえでいくつかの手続きを踏む必要があります。ところがジョージアやエストニアの場合は、自国に居ながらにしてオンラインで就労ビザが発行できるのです。キルギスもそうなればいいんですけど、現時点では解決するための問題が山積みですね」

  

政府の会議室で行われた公開討論会や今回のインタビューにおけるヌルランさんを見て思うのは、メッセージを発することの大切さ。何年か前に松山市内で飲んだ際も、片言の日本語でありつつも自己主張は忘れない人でした。

今回の取材の模様は2月8日夜にキルギス語、9日夜にロシア語で放映され、同国内でのプライサービシュケクの周知にもつながっています。



※記載の所属・業務内容は、取材時点のものです。

どいて!おばけ!