「ゲーミングマウスを導入したらどうか?」
「これは業務効率を格段にアップさせるのではないか?」
ある日、バックエンドエンジニアのメロンから提案がありました。
ゲーミングマウスはその名の通りゲーム専用に設計された製品で、一般的なマウスよりも使い心地を重視してつくられています。
さらには複数のボタンが搭載されており、ユーザーが独自に設定をカスタマイズできる優れモノ。
光っていて見た目がいかついだけではないんです。
これまでにも、スタッフ全員デュアルモニター、HDD→SSD化、ファイルの共有をオンプレからクラウド(Googleドライブ)など、小さなことから大きなことまでさまざまな業務改善に取り組んで来たプライサー。
特に反対意見もなく、スムーズに全員分のマウスを購入!
素早い行動力は当社の誇れるところ。
ふとオフィスを見渡すとゲーミングマウスを使っていない人がちらほら。
「おや?」と思いアンケートを取って見ると、使用率は8割。まあまあの数字でしょうか?
でも使っていない人もいるわけです。
業務改善のために全員に取り入れたゲーミングマウス!ここはしっかり効果を確認する必要があります。
「ゲーミングマウスを使うことで作業効率は上がったか?」
現在ゲーミングマウスを利用しているスタッフに対しこの質問をしたところ、利用者の5割が上がったと回答。残り5割は変わらないとの回答。
元のマウスに戻している人もいるので、全体的には効率アップを実感している人は少なめ。
そこで、チームごとに取材をして正直な感想をきいてみました。
自身でもWebディレクションを行いながら、チームリーダーとしても活躍中。
「3色に光る感じが男心をくすぐって良いです。なかでも緑色は心が落ち着きます」とゲーミングマウスを褒めちぎっています。
普段マウスを使うタイミングではOffice系のソフトを使用してのワイヤー作成や、さまざまなブラウザを使ってテストを行っています。
ゲーミングマウスを導入して一番効率が上がったのは「コピー&ペースト」。
「1回の作業につき1秒くらいは作業時間短縮している気がする。」
「1日50回くらいはコピペするから…」
1日に50秒も時短できています! たかが1秒、されど1秒です。
1年に換算すると、プライサーの平均年間出勤日は235日。
1年で11,750秒、大まかに言えば3時間以上も効率化ができています。
彼の担当はバックエンド開発。
ゲーミングマウスを手に入れた当初からカスタマイズして使いこなしています。
アプリケーションやエディタ毎にコマンド設定をプロファイルで管理しています。
下記が設定の例です。
ブラウザ用/ブラウジング用のコマンドを登録(進む戻る、スクショ、ブラウザのショートカットキー等)
エディタ用/エディタでの作業に便利なコマンドを登録(エディタ毎のショートカットの割り振り等)
プロファイル別に登録したコマンドは「非常に便利」と大満足。
使いやすさはアップして作業がスムーズに行えるようになったそうで、使いこなすあまり、ボタンの数がもっと欲しいという要望もありました。
毎日行う動作でストレスが減ると嬉しいものですね。
理由を聞いてみました。
ちなみに業務では『Visual Studio Code』と『Adobe XD』を主に使用しています。
「1日使ってみましたが、大きい、重い、クリックした時の感覚が違う、マウスポインターのついてくるスピードが設定で最速にしていても遅いことに違和感があり、元に戻しました」
とても正直な辛口コメントをいただきました。
確かに、でかい、重いなどの使用感は人によって好みがわかれるところ。
一番のストレスがポインターのスピードで、マウスの動きが重要なデザイナー職には合わなかったようです。
また、Mac利用者はカスタマイズができなかったり、出来ても手間がかかったりと利用するまでのハードルが高いこともわかりました。
ポインターのスピードが早く、現在使用しているマウスと使用感がほぼ変わらず、Macでもカスタマイズができる。
そういうゲーミングマウスがあれば使ってみたいというクリエイターならではの要望を頂いております。
使用感は好みによるので仕方ないものの、業務によって相性の良し悪しはあるようです。
ただし、触り心地や重量感に違和感がなければぜひ使用してもらいたいところ。
今後はながっつとyというゲーミングマウスの達人2人に、皆の作業ストレスを減らし、時短につながるアドバイスをしてもらうことで会社全体の効率アップに勤しんでいきます。
※記載の所属・業務内容は、取材時点のものです。